福山ブルガリア協会の皆様へご挨拶できますことを嬉しく思います。
貴協会は、1997年の設立以来、 ブルガリアの文化、歴史、 伝統の普及に協力を惜しまない、ブルガリアを愛する方々で構成されています。大使といたしましては、日本とブルガリアの両国関係の更なる発展のため、福山ブルガリア協会と力を合わせ、協力していきたいと考えております。
1994年から薔薇を共通の話題に、ブルガリアのカザンラック市と日本の福山市との間で交流が行われていることを非常に嬉しく思います。毎年、カザンラック市からの薔薇の女王が福山の薔薇祭りに参加させていただくことを光栄に思っています。また、例年、福山ブルガリア協会による薔薇の女王と日本語の弁論大会の優勝者の同協会への受け入れに対して心から感謝を申し上げます。福山ブルガリア協会は国の未来を担う若い世代の交流を続けるための活動を展開しておられます。ブルガリアの留学生の福山大学への受け入れ、またブルガリアの若い人々が日本への理解を深めるための様々な支援を行って下さいました。一方、創立より現在まで、日本におけるブルガリア紹介、公演を含む、数多くの企画をなさっています。若い世代間で、それぞれの国を語りお互いの理解を深めることで、将来のさらなる交流につながることを祈念いたします。貴協会の会員の皆様のご努力で両国民の交流の機会を作っていただいているおかげで、日本でのブルガリアの愛好者が徐々に増えています。福山ブルガリア協会の皆様に心よりお礼を申し上げ、これまで以上のご活躍を願っております。両国民の交流が薔薇のように美しく花開きますように、でも花と違って散らないで永遠に続きますように。福山ブルガリア協会の益々のご発展と、皆様のご健勝をお祈りいたします。
駐日ブルガリア共和国大使
Dr. リュボミル・トドロフ |