ヨーグルトと黄金文明テーマにブルガリアセミナー開催
07.dec.2008
ブルガリアの魅力をテーマにした市民セミナーが12月７日、市民約50人が参加して福山市のまなびの館ローズコムで開催されました。来年２月に広島市中区の広島県立美術館で開かれる「よみがえる黄金文明展―ブルガリアに眠る古代トラキアの秘宝」（中国新聞社など主催）を前に文化や歴史を学びました。
中国新聞社文化部の守田靖記者は、紀元前12世紀前後に栄えたトラキア王国について今年５月の現地取材で撮影した写真を示し「黄金のマスクにはくぎ付けになった。壁画などにも圧倒された」などと、生の体験を話されました。
日本に留学中のマリア・ヨトヴァさんは、JAICAの職員として母国の観光開発に従事した経験を基に講演。「バラの谷」の中心都市カザンラク近郊の古墳から2004年に黄金のマスクなど大量の金製品が出土したことを報告「黄金文明の存在がヨーグルト、バラに続く魅力になった」と話し、ヨーグルトのレシピ等も紹介されました。
