NPO(特定非営利活動)法人 福山ブルガリア協会 |
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2007.04.14 第13回日本語弁論大会(在ブルガリア日本大使館主催)がソフィアで開催され、中級の部優勝者にターヤ・テラリーム さんが選ばれました。 ターヤさんは5月の「福山ばら祭」に、カザンラクの'06年バラの女王とともに来福します。 |
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●ターヤ・テラリームさんのプロフィール | |||||||||||||||
1989年6月15日ウクライナ生まれ 1996年 ブルガリアへ移住 2003年 ソフィア第18総合学校日本語専攻コースに編入学 2005年 「第11回日本語弁論大会」初級の部優勝 2006年 「第12回日本語弁論大会」中級の部第2位 2007年 「第13回日本語弁論大会」中級の部優勝 趣味:読書、茶道、剣道(2004年〜2005年の1年間稽古の経験有り) 語学:ブルガリア語、ロシア語、日本語(日本語検定3級)、英語(日常会話程度) |
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スピーチ全文
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私はもう子どもではありません。今年、18歳になります。でも私は子どもみたいです。 どうしてですか。それは私の考え方から見ることができます。たとえば、1日に何か良いことがあったら、私はうれしくなります。その時に世界のことを良いと思います。でももし次の日に何か悪いこととか悲しいことがあったら、私はすぐ悲しくなって、世界のことをさびしいと思います。前の日に笑って、次の日に泣きます。おもしろいですね。でもこの考え方は悪くないと思います。私は子供のようでいて、こう生きることが好きです。 世界には、色々な人がいます。私のような人もいれば、とてもまじめな人もいます。そして、感じていることを隠している人もいます。その人の顔を見て、何を考えているか理解することは難しいです。 子どものように自分の気持ちを見せてはいけませんか。私は見せた方が良いと答えます。人の気持ちを良く見ることができれば、世界の人はもっと良くまわりの人のことを理解できると思いますから。それで世界中で生きることがもっとやさしくなると思います。 たとえば、友達の顔が悲しそうだったら、何があったかを友達に聞きます。もし問題があれば、友達を助けようとすることができます。 子どもと大人は違います。大人はよく感情を隠して、ちょっとうそをついているみたいです。子どもはいつも素直で、感じたことを顔に出して、思ったことをすぐ言います。そして秘密を隠すことができませんから、周りの人に簡単に理解されます。でもそのためにちょっと危険なときもあります。その秘密を使って、悪いことをする人もいるかもしれませんから。 しかし、もし世界のみんなが子どものようになったら、みんなが素直でいて、秘密は全然ありません。それで悪いことをする人もいませんから、こわいこともありません。世界はうそと秘密がなくなって、安全になると思います。 世界の人が子どものような人になることは私の大きい希望です。周りの人をよく見て、その人の気持ちがよくわかって、助けられるかもしれない、そんな世界に私は生きていたいです。みなさん、私と一緒に、子どものように生きませんか。 |
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